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お料理

春・夏のお料理

白魚のおどりぐい 2月下旬〜4月中旬

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「しろうお」はぜ科 1年魚。
昨年生まれた白魚は博多湾に下って成長し、2月上旬雪解けの水を待って、産卵のため室見川にのぼってきます。
室見川の上流500m~600mの所にヤナを仕掛け、満潮にのってきたところを捕えます。
体長は5cm、細く透明なからだで、姿が美しく古くから風流人に愛されてまいりました。
鉢から網ですくい、特製の酢じょうゆの中に入れ、早いうちに一緒にすすり込んで下さい。
のど元で動くのが、他の料理ではない魅力です。他の地域の白魚科のしらうおとは別のものです。

白魚料理 2月下旬〜4月中旬

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淡白な味の白魚。ほろ苦くもあり、まさに春の味

前菜(白魚の佃煮入り)、白魚のお椀、白魚の天ぷら、白魚の玉子とじ。白魚料理のコースには、他に白魚のおどりぐい、お造り、焼物、白魚山椒煮ごはん、フルーツ等が付きます。

おどりぐい 活きたまま、特製の酢じょうゆにつけて口の中に入れます。
つくだ煮 活きた白魚だけで炊き上げた最も贅沢なつくだ煮です。お土産にもどうぞ
すいもの 椀の中の白魚が「つくし」という字に見えるのも一興です。
天ぷら 網の目のようにひろがってカラリと揚がっています。
玉子とじ 土筆、セリ、竹の子など早春の香り高い野趣な味です。
白魚山椒煮ごはん 品の良い春の味がよろこばれます。

夏のお造り

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冷やかに涼しげに

夏は氷や青竹、ガラス器等を使って涼の演出で皆様をお迎えいたします。鯛、鮃、いか、車海老、いっさき、生うに、鯵、鮑等、玄海灘の旬をお楽しみ下さい。お召し上がりになりたい魚等ございましたら、ご予約の際にお気軽にお申しつけ下さい。

おこぜ薄引き 4月上旬から10月頃まで

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旬は瞬

夏から秋にかけて、玄海灘の波にもまれた「おこぜ」が大変美味しい時期でございます。とり市では薄造り、唐揚げ、赤出汁に料理いたし、お出しいたしております。特製酢じょうゆでどうぞ。(薄造り)

稚鮎の塩焼き 稚鮎4月終わりから7月頃まで

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冷えた生ビールと稚鮎の塩焼き。

夏の出逢いものはなんといっても「稚鮎と生ビール」。この取り合わせに「夏だな!」とつくづく感じます。白魚の時期も終った4月終り頃から、稚鮎の塩焼きのお目見えです。骨も柔らかいので頭から尾びれまで全部お召し上がりいただけます。毎年この時期を楽しみにお越しになるお客様が大勢おられます。子持ちの鮎は甘露煮にしてお土産としてご用意しております。